感性トレンド・流行予測

人は7年で飽きる、大衆感性は28年で真逆になり、56年で一巡する
◇ 「時代の風」を読む
◇ ビジネスに新しいビューを拓く
◇ 世間は今、「尖がり」と「直線」を増やしている(~2027年)

脳には、異なる機能性のニューロン(脳神経細胞)同士を結び付ける回路と、よく似た機能性のニューロン同士を結びつける回路があります。
前者は、複雑な事象を認識するときに使う回路、
後者は、簡潔な事象を認識するときに使い回路です。

人の脳には、複雑系回路が活性化しているときと、簡潔系回路が活性化しているときがあり、
複雑系回路が活性化しているときは「バリエーション、装飾、曲線、高さ、共感」を求め
簡潔系回路が活性化しているときは「グローバル、シンプル、直線、横長、競争」を求めます。

1985年が、世間の簡潔系活性のピークでした。
車は、横長の直線と角で出来ていました(箱型セダン全盛期)
女の子たちのファッションもそう(ワンレン、太眉、肩パッド)
グローバルが、ビジネスの合言葉
歌謡曲は不倫と不良の歌ばかり

それから28年目の2013年、世間の複雑系気分のピークに。
車は、ふっくらとボリュームのあるグラマラスラインに
女の子たちのファッションもそう(ネイル、つけまつ毛、なで肩強調のビスチェ)
ダイバーシティとローカルが、ビジネスの合言葉
歌謡曲は友情と絆の泣きソング

世の中を、28年、56年というテンプレートで見ると、人々には、こんなにも「尖った気分」の時代と「べた甘な気分」の時代があることに愕然とします。
そして、それが律儀に「戻ってくる」ことにも。

1988年の「24時間、働けますか」のリゲインのコマーシャルは、当時の若者にとってはマジでした。
毎日が「文化祭前夜」のようで、深夜まで働くことが苦にならず、「叱られても叱られても、挑戦する」ことがカッコイイ時代。
簡潔系回路が活性化していると、人は自然にそうなります。

しかし、28年後の2016年は、人々の気持ちが逆のピークに。
世の中の人たちが、長時間拘束されたり、叱られることに最も苦痛を感じるこの年、
電通の若い女性の自殺が世の中を震撼とさせ(若者の自殺はいつの時代にもありますが、世間の反応が大きかったことが「時代の風」です)、ヤフーが週休三日制を宣言しました。

1988年に絶好調だった世代が、今の若者に「普通の口」を聞けば、大騒ぎになるのも自明の理。
パワハラで問題になったスポーツ界のドンたちは70代、1988年に脂の乗り切ったアラフォーでした。

ちなみに、2016年の56年前、1960年には、松下幸之助氏が週休二日制の実現を宣言。
その後、定時で即帰りする、植木等のお気楽サラリーマンが流行ったものでした。

人々の感性が律義に28年で真逆になり、56年で元の位置に戻ってくることは、当然、事業戦略や広報戦略に使えます。
戦略を建てるなら、自分の業種業界の28年前と56年前を見据えておいた方がいい。
商品開発や事業戦略の際に、「今(製品発表時)の感性トレンドはどんな感じ?」を知りたかったら、ぜひ、私どもをご用命ください。

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